■ ID | 284 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 浅層微細構造推定を目的とした微動探査法の適用性 |
■ 著者 | 八戸昭一
S. Hachinohe
埼玉県環境科学国際センター 白石英孝 H. Shiraishi 埼玉県環境科学国際センター 松岡達郎 T. Matsuoka 埼玉県環境科学国際センター 岡田広 H. Okada 元北海道大学理学部 |
■ 出版元 | 物理探査学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 物理探査学会第109回学術講演会、平成15年10月28日 |
■ 抄録・要旨 | 地下水汚染など地盤環境問題への微動探査法の適用性を検討するために、浅層地盤の帯水層の位置を深度方向に連続するS波速度分布から推定する方法について検討した。検討にあたっては、事前情報が整っている2地点(沖積低地)でSPAC法微動探査を実施し、層厚を1mピッチで固定したGAによる逆解析を行い、S波速度の連続分布モデルを推定した。その結果、(1)十分な事前情報に基づいて作成された構造(参照モデル)からのGAによって、50層を超える多層構造が比較的容易に求められること、(2)事前情報が不良な場合でも、GAによる逆解析モデルを基に参照モデルを変更する操作を繰返すことにより適切な最終モデルが得られること、が明らかになった。 |
■ キーワード | 微動探査、遺伝的アルゴリズム、逆解析、S波速度構造、帯水層構造 |
| 一覧に戻る |